手のしびれの方がいらっしゃいました。
レントゲンで首の骨(頸椎)の間が狭くなっていると診断され
「年のせいですね」と言われたそうです。
これってけっこう多いパターンなんですよね。
レントゲン、MRIで医学的には異常なし。
でぇ年齢相応ですね。となります。
異常なしでも手がしびれたり、痛かったりしていらっしゃる方は多いです。
この方の場合、しびれも伴ってますし
「骨と骨の間が狭い」というお話から神経症状を疑います。
「肩がこる」というのは筋肉がこるわけです。
「しびれる」とういうのは神経がしびれます。
症状によって対象が違ってきます。
この方の場合、神経症状が疑わしいので検査をします。
神経の経路にそって触診検査をしていきます。
そうすると痛い所がいくつも見つかりました。
通常は1カ所ないし、2カ所なのですが4カ所も見つかりました。
レントゲンでは異常なくてもお体の状態はかなり悪いとわかります。
そして施術に入ります。
神経のメイン・ストリートは背骨の中にある脊髄です。
だから背骨の矯正はかかせません。
一見、関係なさそうな腰の背骨もきちんと整えます。
整体をおえて再検査。
4カ所のうち1カ所を除いて痛みが消えていてました。
ご本人は少し不思議そうでした。
痛いところばかりでなく全体のバランスを取るのが重要なのですね。
そして痛みが残った所を最終調整していきます。
これで今日の整体は終了です。
整体後の、変化を感じていただけたようで良かったです。
でも、神経症状はなかなかシツコイです。
神経は回復が遅い組織だからどうしても時間が必要です。
正直、早い人でも5~6回はかかります。
初回としては良い結果が得られたと思います。
今日は整体日記でした。ちょっと堅い話ですね。
しびれの方はお気軽にご相談ください。