【整体日記】ギックリ腰と整体

先日、ギックリ腰の方がいらっしゃいました。
今朝やってしまい、いらしゃったのは夜の8時半。
我慢して仕事していたそうです。
腰が伸ばせずに軽く前傾姿勢になっていました。

朝から痛いけど自然に治るかな?大丈夫そうかな?って仕事に行って時間の経過とともに悪くなるって人がけっこういます。
この方がそうかは分かりませんが、朝から痛くて夜遅くのご来院ですから我慢したのだと思います。
日本人は責任感が強いから仕事に穴あけないように無理するんでしょうね。

話はそれますが3.11の地震があったのは金曜日。
あけて月曜日にはJRが全面運休でした。
しかし責任感の強い日本人のビジネスパーソンは自転車通勤を敢行!
錦糸町も通る京葉道路は中華人民共和国か!?ってほど自転車通勤の人であふれたそうです(京葉道路沿いに住むクライアントさんがおっしゃってました)

話はそれましたがぎっくり腰です。
お話を聞くと朝からどんどん痛くなってるそうです。
痛みのピークに向かって悪化してる状態だとわかります。
これをいかに早くピークアウトさせるかが腕の見せ所です。

施術はぎっくり腰の原因になっているところを中心にやります。
こっているところをモミモミとはしません。
問題になってるのは多くが骨盤の関節か、腰の骨の関節です。
ここのゆがみや捻じれをソフトに矯正します。

カイロや整体でよくあるボキッとやったり、ひねったりはしません。
ぎっくり腰の方にこの方法は向かないです。ちょっと強引です。
体に負担のない方法でゆっくりと矯正します。

その後に関連する筋肉をゆるめます。
腰や骨盤はもちろん、足やお腹、胸の筋肉など関連するところは調べていきます。
この方はお腹に反応がありました。普段の姿勢がねこ背気味の人に多いですね。

ギックリ腰は普段は腰痛でも何でもない人が前触れもなく突然なる事があります。
痛くなるのは急ですが本当は普段から悪い場所があるんですよね。

さて施術が終わって立っていただくと前かがみだった姿勢がまっすぐ立っていました。
痛みもだいぶ良くなったそうです。
ギックリ腰は集中して施術した方がよいので3日後に予約をいただきました。

あとは日常の注意をいくつかご案内。
3日は温めないで冷やしてください。
温めるのは4日目から。
1週間は運動禁止。
2週間は急にひねったり、急に前屈したりするの禁止です。
この期間は再発の可能性があるので念のためにご案内しています。