トイレ

最近、何人かのかんじゃさんと外国のトイレ談義で盛り上がった。

韓国ではトイレには紙を流してはいけらしい。紙はそなえつけのゴミ箱に捨てるが習慣。下水の性能がいまいちなので紙は詰まってしまうからだ。

たしかタイも同じだった。これは日本人には結構イヤ。なんか自分の拭いた紙を他人に見られるのって抵抗あるし、習慣でうっかり流してしまうこともある。

トイレが詰まらないかとヒヤヒヤ見守ることになり、あれは心臓によろしくない。

マレーシアはイスラム教圏なのでお尻は左手で拭くのが作法。だから便座の横には必ず手を洗う水道がついてる。デパートでも飛行場でもついてた。

これも日本人には厳しい。もちろんとレットペーパーも併設してるので大丈夫なのだけど、自分の手でって想像しただけで無理だ。

どこの国かは忘れてしまったが、ヨーロッパで便座がないトイレもあるみたい。だから腰をかけて用がたせない。これは患者さんから聞いた話だが、使い方がわからず中腰で用をたしたそうだ。

中国の扉がないトイレはあまりにも有名。僕個人としては見るのも見られるのもイヤだ。なんで秘め事にしなかったのか文化の違いを思い知らされる。

こうしてトイレ1つとっても世界の広さを痛感してしまう。トイレから見る文化史とか研究してる人もいるかもしれない。おおトイレ!なんと深淵なひびきか!秋の夜長にふさわしいトイレ・ブログでした(了)