帝国劇場 ミスサイゴン


昨日はお休みを利用して日比谷の帝国劇場に「ミス・サイゴン」を見に行ってきました。

ストーリはネタバレにならない程度に紹介すると、ベトナム戦争の時のラブストーリです。

ベトナム人娼婦のキムと米兵クリスが恋に落ちて結婚するのですが戦争が2人を引き裂きます。

米軍がサイゴンを引き上げるときに戦時下の争乱で離ればなれになってしまうのです。しかしキムのお腹には子供がいたのです。

キムは戦火をのがれ、健気に1人息子をそだてます。愛する夫クリスがむかえに来てくれるのを信じて待ちながら。

しかしクリスはアメリカで新しい妻と結婚をしてしまうのです!ずっと罪の意識にさいなまれながら…。

戦争がおわりアメリカでは、ベトナムに多く残された米兵と現地人の間にできた子供達が問題になります。

父親のいない子供達をほうっておいて良いのか!?救済するべきではないか!と。

そんな潮流のなか、クリスもキムが生存し子供までいることを知ります。

そして妻にそれを打ち明け、2人でキムに会いに行くのでした(つづく)

かなり良かったですよ!ミスサイゴン!

今まで見たミュージカルの中でもかなり良かった。

まず、ソニンの歌が上手くてびっくらこきました!

ソニンのイメージってお色気系歌手じゃありません?

それがすっかり舞台女優になってたから見直しちゃいました。会場でも評判良かったです。

そしてクリス役の井上芳雄(たぶん舞台俳優)が、これまたすごく上手い!夫婦2人でソニンに再会しに行くシーンではウルッとくるほどの熱演でした。

とにかく歌唱力がありました。

そして物語に笑いを提供してくれるサブキャラの市村正規(篠原涼子のだんなさん)もこれまたカッコイイ。

TVでの結婚会見とか子供誕生会見しか見たことなかったのですが、舞台の市村さんはもう存在感ありまくり。歌もお芝居も本当にうまくて芸能人オーラ出まくってました。

市村さんて59歳なんですがとにかくカッコ良かったです。全然カッコイイ役じゃないのにカッコイイ。こりゃ篠原涼子の気持ちもわかるな。

オススメですよ!