今日のブログやや重めです


昨年、見逃した映画「100000年後の安全」がDVDで出たので見てみました。この映画はごく少数の劇場でしか上映されずこの辺じゃ有楽町だけでした。足を運んだ時には終わっていて見れなかった作品。

内容はフィンランドの放射性廃棄物の最終処分場を建設するドキュメント。地震や火山と無縁の島の地下深くに放射性廃棄物を収容する施設を作っているドキュメントです。

完成は100年後(汗
放射能が安全になるまでの収容期間は10万年!!
10万年も保管が必要なの!?とビックリ。

作中では10万年も、未来の人類が好奇心でほじくり返さないかが争点になってます。
「近づくなかれ」と書かれた古代遺跡を発掘してる好奇心旺盛の人間がそれと知らず放射性廃棄物をほじくり返さないか!?

言われてみればその通り。
日本だったら地震の方が問題ですけど地盤がしっかりしててもそんな問題があるのですね。

もちろん他にも問題山積み。
法律は?責任は?本当に安全?もちろん答えは出ないまま映画は終わります。

うーむ。こりゃぁ劇場で見なくてよかったなぁ。
間違いなく暗い気持ちになります。
色々と考えさせられます。
現実が目を背けてはいけませんが、うーん。背けたい。