【整体日報】顎関節症と口の軌道

顎関節症の方がご来院しました。
歯医者さん(口腔外科)にも通っているそうです。
口が開きにくく顔がこるそうです。

顔のコリってあんまり聞かないので皆さんあまり言いませんがけっこうある症状です。
顎関節症の方にはけっこうある症状です。

色々と検査をすると口が開きにくくなってました。
俗に指を縦にして3本入るくらい開くのが正常ですが、1本半くらい。
そして顎の軌道が曲がってます。

顎の軌道?っておっしゃる方が多いです。
口が開く時にまっすぐ開かない人がけっこういるのです。
顎関節症の人はほとんど曲がって開きます。

それを指摘すると皆さんええーって驚きます。
ふだんあんまり自覚しないですもんね。
この曲がった軌道が曲者なのです。
さらに触診をすると他にもトラブルが出て来ましたが、ややこしくなるので割愛します。

施術をして背骨を調整。次に顎を少し調整。
口を開けてもらうと開きやすくなってました。
指2本半くらい入りました。
お客様も開きやすいって喜んでくれました。僕も大満足です。

でも軌道はまだ曲がってます。
最終的にはこれを真っ直ぐにしないといけないのですが、1回2回じゃ難しいのです。
口を開ける時のクセなので顎を矯正しつつご本人にもリハビリをお願いします。
その方が早く効果が出るのでご本人には一番良いと思います。

この軌道が良くなるとすごく効果が出るので大切にしています。
顎の痛みにも色々な原因やパターンがあるので見極めも大切です。