錦繍(きんしゅう)を観劇


天王州アイルにお芝居を観に行ってきました。
主演は鹿賀丈史さんと、小島聖さん。

実はどんな作品かも知らないで、鹿賀丈史さん見たさで行きました。

「錦繍」は宮本輝の小説で、純文学だそうです。

そのせいか、舞台もとっても重厚なものでした。

10年前に夫が無理心中に巻き込まれ、それがきっかけで
本意でないのですが離婚してしまった夫婦の物語です。

無理心中させられ生死の境をさまよった夫を
本心では心配していたのに許さずに離婚してしまう妻。

2人の愛と業の物語です。

もっともらしく「愛と業」なんて書きましたが
重い作品でした。

だって小島聖さん演ずる奥さんは、再婚して子供に恵まれるも障害者だったり
夫にまたも浮気され隠し子までつくられるは、それでも最後は
前向きに再び離婚するのですが、ちょっと可哀想すぎ!

今度はもうちょっと明るめの話がいいかな。

でも鹿賀さんは、さすがの存在感でした。
鹿賀さん見られたから良かったです。