プロレスへのトラウマ

もとプロレスラーの山本小鉄さんが亡くなったそうです。

昔はプレロス・ファンでよくTVを見てました。
そのころ、実況は若き日の古館一郎さん。
そして解説が山本小鉄さんでした。

プロレスの実況でどんどん人気を博していった古館さんが、だんだん暴走してきて
お笑いに走りだし、キャラじゃないのにそれに合わせてる山本さんが良かったです。

プロレスってガチンコじゃないとか、エンターテイメントだとか言われてますが
プロレスラーに短命な人が多いです。

最近なくなったラッシャー木村さん享年68歳
山本小鉄さんも68歳。
ジャイアント馬場さん61歳。
試合中に亡くなった三沢光晴さん46歳。
橋本真也さんは40歳!!

やっぱり体にかなり無理してるんですね。

小学校のころに初めてプロレスに連れて行ってもらいました。
当時は初代タイガーマスクが人気でプロレス黄金期。

千葉公園体育館は満席。チケットはソールドアウト。
なんとか立ち見を取ってもらいワクワクしながら初観戦。

プロレスに夢中だった佐倉少年は入場してくる選手にタッチしたくて
人混みをかきわけ花道に。

しかし前にいた人が、ファンをかき分ける選手にどつかれて
僕のほうに吹っ飛んできました。
その人の頭が佐倉少年の鼻に直撃!あまりの激痛に涙をながして退散しました。

気がつくと靴が片方なくなってました。
これはマズイと試合もそっちのけで人混みのなか靴探し。

するとお客さんがみんな、こっちに走ってきました。
気にせず靴を探していたら目の前にブッチャーが場外乱闘で大暴れしてました!

子供心に殺される!と思い全力疾走!
けっきょく靴は見つからず「プロレス恐い」と心を折られ帰ってきました。

プロレスラーってやっぱ、はんぱないです!

今じゃ格闘技を見るくらいでプロレスは見なくなりましたが
小鉄さんのご冥福をお祈りします。