隣のホテル

患者さんが来るなり「先生、なんか鳴き声がするけどネコですか?」と言いました。

ぼくは「いえいえ、あれは赤ちゃんですよ。隣のビジネス・ホテルでなぜか毎日18時半くらいに赤ちゃんが泣くんですよ」と答えました。

そうです。なぜか隣のホテルでは決まって18時半になぞの赤ちゃんが号泣します。なぜホテルで?そしてなぜ毎日18時半?となぞは尽きません。

僕もはじめはネコかと思いました。春先だしネコも鳴くはなぁと軽く流してました。

しかし毎日、聞いているとどう考えても赤ちゃんの泣き声です。なんだか虐待してたりしなよなぁってニュースの見すぎで変に心配。

そのうち18時半になると泣き出すということを発見。たぶん従業員さんの赤ちゃんだろう。いまでは長屋のようで江戸情緒あふれる治療院だなぁと開きなおっています。

「おっ、隣のガキが泣いたからもう6時半だなぁ。おい。かかぁ。飯のしたくだ。」みたいな(笑)

さらに、隣のホテルからは3時になるとすごく上手な口笛が聞こえてくる。どうも風呂そうじしながら吹いてるらしい。口笛にしては音も大きいし妙に上手い。

いったい隣のホテルにはどんな人達が働いているのだろうか?謎はつきない…。