緑茶の真髄

僕は緑茶が好きで冬ともなれば日に6~7杯は飲みます。
それで緑茶のソムリエがいるお店に行ってきました。

まずメニューを見ると聞いたことのない緑茶の名前がずらり。
味を説明していますが正直、良くわからないです(好きだけどお茶の知識はない)
希少性が高いとか、香りが良いとか、渋みがあるとか。

何を選んで良いのか分からないので奮発して一番オススメの高いお茶に。なんと1,575円!!どんな味なんだろう?楽しみ~。

お茶はポッドで提供されるのではなくソムリエがその技術を振るって入れてくれます。
僕の頼んだお茶は特別に平皿で入れてくれました。

醤油皿のような小皿に茶葉を引いてそこにお湯をそそぎ入れてくれます。
そうする事で最後の一滴までお茶を飲む事ができるそうです(急須だと無理なんですって)

おのずと抽出されるお茶はほんのチョット。
おちょこ一杯くらい。
実際おちょこのような器でごく少量提供されます。

まるで結晶のようなその一杯はとても濃縮された一杯。
「旨味と渋みが広がりパッと消えますのでお試しください」とソムリエ。

こういうスタイルのお茶は経験がありません。これはどんなお味がするのかしら?
おちょこ一杯の至高のお茶を口に含むと濃い~。確かに渋みと苦味と旨味が口の中にブワッと広がる。

濃いのでおちょこ一杯を3口くらいで少しづつ飲みます。
戦国時代は緑茶は万病に効くと言われてたそうですが分かる気がするお味。

頃合いを見て提供される二煎目もおちょこ。そして三煎目はおちょこで冷茶。
自宅では絶対にしないこった入れ方。さすがソムリエ。
そして最後にポットで提供されてようやく一般的に言うお茶が出てくる。

良い茶葉を使って日常ではできないお茶体験をってコダワリがビシビシ伝わってきます。
しかし。。。濃い!!本当に薬のような味!!おちょこで3杯も飲むと口の中は苦くて水を飲みたくなります。

お茶はもういいかなって気持ちになっちゃって最後は残してしまいました(すいません)
体には良さそうですが口直ししたい気分。お茶の道は奥が深く険しいです。修行して出直してまいります。